12月も残すところあと8日程となりました。2022年は皆さまにとってどんな一年でしたか?
年末はumito.らしく、魚を手軽に楽しめる素敵なレシピをご紹介いたします。
クリスマス料理の一品としても、普段のおかずとしても大活躍するメニュー3品です。
魚を楽しむためのオシャレなクリスマスレシピ4選
(ホワジャオ香る鯛のタルタル)
タルタル(tartare)とはフランス料理で生肉を刻んで調味し、成形したものをいいます。
軽く炒って薫り高くしたホワジャオ(花椒)と、隠し味の塩麹とナンプラーで仕上げた逸品です。
今回はマダイを使いましたが、他の白身の魚やサーモンなどもOK。
生食できる魚の切り身を買っても、お刺身以外の食べ方はどのようにすればよいのか、悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?こちらは和洋中どんな料理にでも不思議と合うメニューですので、お買い得な刺身の切り身を魚屋さんで見かけたら、ぜひチャレンジしてみてください。
切って和えて盛り付ける、それだけです。
◆材料:2人前
マダイ 刺身用…1柵
太白胡麻油(もしくは胡麻油)…小さじ1
ホワジャオ…小さじ1弱
塩…ひとつまみ
レモン汁…1/2個分
アサツキ…6g
塩麹…小さじ1弱
ナンプラー…小さじ1弱
(付け合わせとして)ラデッシュ、きゅうり、ミニリーフ
1人分のカロリー・塩分(計算値):114kcal、塩分:1.0g
(ホワジャオ香る鯛のタルタル 材料)
◆作り方
① ホールのホワジャオをフライパンでごく弱火で数分炒る。香りが立ってきたら火を止め、炒ったホワジャオを袋に入れ、麺棒などで軽くたたく。
(炒ったホワジャオを袋に入れてたたく)
② マダイを8mm角に、アサツキを2㎜幅に切る。ボウルに入れ、レモン汁、胡麻油、①のホワジャオ、塩、塩麹、ナンプラーで味付けして和える。
(材料を混ぜ合わせる)
④ 冷蔵庫で食べる直前まで冷やす。セルクルなどで成形し、盛り付ける。
(成形し、盛り付ける)
(ブリのピリ辛グリル)
秋冬の美味しい魚の一つとして挙げられるブリ。出世魚として呼ばれる魚としても知られています。
ブリ料理といえば、ブリ大根やブリ照り、ブリしゃぶ、刺身など、和食のメニューが思い浮かぶのではないでしょうか?
こちらはタレをのせてトースターで焼くだけの簡単エスニック風レシピで、ご飯が進む一品です。ブリを使ったあなたのレパートリーにぜひ追加してみてください。
◆材料:2人前
ブリ…2切れ
塩・白胡椒…適量
豆板醤…大さじ1/2
トマトケチャップ…大さじ1
ニンニク…1片みじん切り
生姜…1片みじん切り
胡麻油…適量
コリアンダー(もしくはアサツキ)…適量
白ごま…適量
1人分のカロリー・塩分(計算値):283kcal、塩分:1.5g
(ブリのピリ辛グリル 材料)
◆作り方
① ブリに薄く塩胡椒して、胡麻油を表面に塗り、グラタン皿などの耐熱皿に並べ入れる。
(ブリに薄く塩胡椒)
② 豆板醤とトマトケチャップ、にんにく、生姜を混ぜ、ブリの上にぬる。
(調味料を混ぜ合わせる)
③ 耐熱皿に②をのせ、トースターで10~15分ほど焼く。その間にコリアンダーを茎と葉に分け、茎をみじん切りにする。
(トースターで10~15分ほど焼く)
④ ③に白ごまを振り、コリアンダー(もしくはアサツキ)上にのせる。
(ブリのピリ辛グリル 出来上がり♪)
(タラとジャガイモのクリームソース)
スーパーでタラの切り身が多く並んだショーケースを見ると、これから寒くなっていくなぁ、と季節を感じます。 冬の味覚、タラ。クリームと白ワインのソースで煮込んだ、ほっと心温まる一品です。 隠し味にナンプラーを使い、味に深みのあるコクをプラスしました。
◆材料:2人前
タラ…2切れ
スライスベーコン…1枚
小麦粉…適量
ジャガイモ(メークイン)…1/2個
玉ねぎ…1/4個
白ワイン…1/4カップ
生クリーム…120cc
ほうれん草…40g
オリーブオイル…適量
塩、胡椒
ナンプラー…少々
ベイリーフ…1枚
タイム…適量
(付け合わせとして)バゲット2切れ
1人分のカロリー・塩分(計算値):449kcal、塩分:1.8g
(バゲットは含まず)
(タラとジャガイモのクリームソース 材料)
◆作り方
① タラに塩、胡椒を軽く振り、小麦粉をはたく。玉ねぎはみじん切り、ベーコンは短冊切にする。ほうれん草は葉の部分を使う。ジャガイモは5㎜角にカットし、下茹でする。
(ほうれん草の茎を取って葉をカット)
(ジャガイモをゆでる)
② フライパンにオリーブオイルをひき、タラをソテーする。表面を焼き固めたら、半生の状態で一旦フライパンから取り出す。
(タラの表面を焼き固める)
③ ②のフライパンで玉ねぎをしんなりするまで炒め、ベーコンを加える。そこに白ワイン、ベイリーフ、タイムを入れて、汁が少しトロっとする位まで煮詰める。
④ ③に生クリーム、ベイリーフ、タイム、ジャガイモ、ほうれん草、タラを入れて火が通るまで煮る。
(タラを入れて火が通るまで煮る)
⑤ ナンプラーを少々入れ、足りなければ塩、胡椒で味を整える。
(バゲットを添えて出来上がり♪)
(Yoko Lie Aoyamaさん)
日本でフランス料理教室のオーガナイズや講師のアシスタントを経たのち、さらなる料理への探究のため、「ル・コルドンブルー」(フランス・パリを中心に世界中で展開されている料理の学校)に通い、本格的にフランス料理を学ぶ。料理科のディプロマ(卒業証明書)を取得。現在は都内で料理教室の主宰や、テレビ番組出演・雑誌などでレシピ提供をしている。
スプンフルクッキングサロン:https://profile.ameba.jp/ameba/spoonful-cs/