サバのデータ タイセイヨウサバ

タイセイヨウサバの漁獲量

(ICES)

タイセイヨウサバの年間漁獲量は、2010~2020年の平均で104万トンに対して2021年108万トン、2022年104万トン、2023年105万トンと近年は比較的安定しています。

タイセイヨウサバの資源量

(ICES)

タイセイヨウサバの年間資源量(産卵親魚量)は、2010~2020年の平均で570万トンに対して2021年430万トン、2022年376万トン、2023年318万トンと減少傾向にあります。

タイセイヨウサバ輸入量

グラフは、タイセイヨウサバの輸入量をグラフにしたものです。
青の棒グラフはラウンド(丸のまま)、オレンジの棒グラフは、中国や東南アジアなどで海外加工され、主にフィレー加工されてから輸入された数量を、ラウンド換算(歩留まり60%で試算)で推定換算したものを表しています。
上記のフィレーはニシン、タラ、ブリ、サバ、イワシ、アジ、サンマの7魚種が対象になりますが、主要輸入国のノルウェー産はサバ主体とみられます。
両方を合わせた数量が灰色の折れ線グラフです。

当初は、日本で主に加工されていたノルウェーサバは、2000年代に入ると徐々に海外加工の比率が増えていきました。ただし、ラウンド換算では、輸入数量は15万トン前後で比較的安定していることが読み取れます。